インスペクション(住宅検査)
インスペクション(住宅検査)は、第三者機関による住まいの「健康診断」です。
この数年、中古住宅市場を中心に普及してきました。多様化する中古住宅により、インスペクションが評価されてきています。
インスペクション検査の特徴は、より精密な検査や治療(補修やリフォーム)が必要かをご報告することが可能であり、
必要に応じて保険に入ることができます。
診断方法としては、住宅の診断を行うインスペション資格者(住宅検査士・住宅診断士等)が、専門的かつ第三者的な立場から、
住宅の劣化状況や不具合の有無を見極め、売主・買主双方にアドバイスを行う専門機関です。
身近なところだと医療の「健康診断」に該当します。
「ホームインスペクション」と呼ばれることもあります。
国土交通省では、中古住宅売買時に行われる住宅診断について、『既存住宅インスペクション・ガイドライン』を策定しています。
このようなご予定をお持ちの方は資産価値を測り、又高めるインスペクション(住宅検査)をご検討ください。
- 中古住宅やマンションを購入される方
- 瑕疵保険(耐震診断・フラット35など)を検討している方
- 自宅の売却予定がある方
- 自宅のリフォームを行う方
- 所有している賃貸住宅をリフォームされる方
建物の状況や不具合の箇所等を検査し、検査結果を既存住宅の購入・リフォームの判断などに利用することができます。
建物の劣化状態の検査が中心で、劣化状態については、複数の項目で実施します。
購入してすぐに大きな瑕疵が見つかり、その補修工事に大きな負担が生じることがないように、
事前にリスクを抑えるために有効な方法となります。
※建物によっては点検口等がなく床下や屋根裏を確認できないこともあります。
インスペクションを実施した既存住宅・マンション
を購入した場合のメリット
- 専門家が検査するので安心感が増す。
- 現在の不具合や今後の改善点、補修が必要な箇所がわかる。
- 中古住宅を購入する際のメリット・デメリットを知った上で購入の判断できる。
- 購入し入居後に発生しえるトラブルを未然に予防できる。
- 報告書を残しておくことで、リフォームや修繕工事を依頼するときの参考になる。
- 報告書は将来の売却時に「住宅履歴」として利用することもできる。
※上記のメリットはあくまで参考です。メリットを保証するものではありません。
インスペクションを実施した既存住宅・マンション
を売却する場合のメリット
- 保証を提示できることによる購入者の不安感を減らすことで販売しやすくなる。
- 購入者から発生するクレームやトラブルを減らすことができる。
- 販売前に補修・リフォームを行う箇所がわかる。
※上記のメリットはあくまで参考です。メリットを保証するものではありません。